韓国語学習が進むにつれ理解できる言葉は増えつつも、日本語に訳しながら聞いているとネイティブの話すスピードについていけない…
その悩みを改善するためにリスニングトレーニングを行いました。
使用した参考書はこちら。
日常韓国語会話ネイティブの公式
出版社:語研
例文の内容、音声のスピード共にネイティブのリアルが詰め込まれた1冊です。
この記事では
- 韓国語をすらすら聞き取れるようになりたい
- 日本語に訳さなくても理解できるようになりたい
という方にリスニングトレーニングの効果や方法をご紹介していきます。
リスニングトレーニングをした効果は?
今回ご紹介するリスニングトレーニングはリスニング力が向上するだけでなく他にも嬉しい効果があるんですよ。
おすすめの参考書を使って行うことで、その効果をより発揮できます。
まずはその効果をチェックしてみましょう。
動画を字幕なしで楽しめるようになる
ここを目標にされている方も多いのではないでしょうか。
YouTube動画のvlogやポッドキャスト、そしてweverseのライブ配信などを字幕なしで見れるようになったおすすめの勉強法です。
動画を字幕なしで楽しみたい人は、ぜひリスニングトレーニングを取り入れてみてください。
なお、韓国ドラマやニュースはさらに上級の学習が必要になります。
リーディング力やスピーキング力もUP
今回ご紹介するリスニングトレーニングは音声を聞くだけではなく、文章の内容をしっかり理解し音読も行うことで韓国語を韓国語のまま理解する韓国語脳を育てていきます。
継続していくことで語彙力や文法力も鍛えられ文章を徐々に速く読めるようになったり、韓国語で気持ちをよりスムーズに伝えられるようにもなります。
TOPIK対策になる
韓国語を日本語に訳さずに理解できるようになるとTOPIKの試験問題もぐっと解きやすくなります。
韓国語脳を育てることで日本語に翻訳する時間が短縮されリスニング問題の音声の速さについていけるようになり、頭の中に情景が浮かぶことで全体像も把握しやすくなります。
そして韓国語脳を育てておくと時間制限がありスピードが重要なリーディング問題も正確に速く読み解けるようになっていきます。
リスニングトレーニングにおすすめの参考書
リスニング力を上げるために購入した「日常韓国語会話ネイティブの公式」。
ここでは実際に使ってみて良かったなと思うポイントを3つご紹介します。
日常韓国語会話ネイティブの公式
出版社:語研
ネイティブが実際に話すスピードでの音声を聞ける
一般的な教材に比べて音声のスピードが速く、韓国語のみの例文がテンポよく流れます。
頭の中で日本語に訳していると音声のスピードについていけないのでリスニング力を鍛える練習にピッタリです。
そして臨場感あふれる音声がリアルにネイティブの会話を聞いているようで、会話を聞くだけで場面をイメージしやすくイントネーションも身につけられます。
1つの文法につき3つの対話文がある
韓国語でのコミュニケーションをスムーズに行えるようになるために例文はすべて対話文で構成されていて、家族や友達、会社など様々なシチュエーションでの会話が繰り広げられます。
例文の中にはたくさんの単語が含まれていているので語彙力を高められ、自然な形で慣用句やことわざも含まれているので表現の幅も広がります。
日本語での表現とはまた違う、韓国語での自然で実用的な表現はこちらの参考書でたくさん覚えました。
中級から上級へステップアップできる
中級以上の学習者に向けて作られた参考書で、中級と上級の文法や単語が載っています。
基礎的な文法や単語を理解でき、さらに
- リスニング力を上げたい
- スピーキング力を上げたい
- 中級から上級にステップアップしたい
そんな方におすすめの1冊です。
韓国語がすらすら聞き取れるようになる勉強法
ここからは、韓国語がすらすら聞き取れるようになった勉強法について解説します。
お手持ちの教材でもできるので、ぜひ実践してみてくださいね。
リスニングトレーニングをしよう
STEP1~STEP3の方法を1例文ずつ行い、できたら次の例文へと進んでいきます。
初めは難しく感じるのですが、進むにつれ少しずつ楽にできるようになるので頑張りましょう!
- STEP1例文の内容を理解する
例文の韓国語と日本語の翻訳を読み内容を理解します。
ここで例文の内容が自分にとって難しすぎず少しレベルが上だと感じるくらいがおすすめです。
わからない単語があれば意味を調べて、参考書に直接書き込むと復習しやすくなりますよ。
- STEP2精聴する
例文の内容を理解できたら、例文の文字を見ながら精聴します。
精聴とは一語一句すべてを聞き取れるまで何度も繰り返し聞くトレーニングのことだよ。
単語と単語が連結したときの発音変化にも注意しながら行いましょう。
初めは速くて聞き取れないのですが、正確にすべてを聞き取れるまで繰り返し音声を聞きます。
- STEP3音読をする
精聴ができたら次は音読をします。
例文の音声を聞いて一度止め、例文の文字を見ながら音読をします。
- 音声と同じ速度で音読する
- 発音変化に注意する
- イントネーションをマネする
- 会話の場面をイメージする
- 感情をこめる
- 頭の中で日本語に訳さない
学習範囲を決めて復習しよう
例文の内容を理解し精聴と音読ができたら1日の学習範囲を決めて復習します。
「日常韓国語会話ネイティブの公式」は文法が184種類載っているので、それを5等分した数を1日の復習範囲にしていました。
- まずは5等分した1/5を何度も復習
- 簡単に精聴と音読ができるようになったら2/5の復習
- 全ページできたら次は5日で参考書を1周することを繰り返す
外出先で復習するときは精聴のみ、自宅で復習するときは精聴と音読など、そのときの環境に合わせて例文を覚えてしまうくらい復習していました。
まとめ
韓国語を日本語に訳しているとネイティブの話すスピードで聞き取れなかったり、文章を読むのに時間もかかってしまいますよね。
今回ご紹介した勉強法をマスターすると、リスニング力だけでなくリーディング力やスピーキング力も高められます。
リスニングトレーニングをして、その目標を叶えていきましょう!