今回は初受験でTOPIK5級に合格したときの勉強法と対策ポイント、過去問が見れるおすすめサイトなどをご紹介します。

듣기と읽기に特化して解説するね
TOPIK5級に合格するまでの勉強期間
韓国語の勉強を始めて2年10か月でTOPIK5級に合格。
試験勉強に充てた期間は1ヶ月です。
試験勉強を始める時点での韓国語の勉強状況はこちら。
レベル | 文法 | 単語 |
---|---|---|
初級 | 復習もバッチリ | 復習もバッチリ |
中級 | 復習もバッチリ | 半分くらい暗記 |
上級 | 一通り勉強済み(復習未) | 試験対策用に購入 |

YouTubeは字幕なしでも理解できるレベルだったよ
TOPIKの過去問が見れるおすすめサイト
TOPIKの過去問が見れるおすすめのサイトは「トリリンガルのトミ 韓国語講座」です。
こちらのサイトの「オンライン模試」では듣기・읽기・쓰기の過去問が公開されていて、듣기と읽기はオンライン上で問題を解くこともできます。
私は試験勉強をしている1ヶ月間のうち、
- 最初の3週間はオンライン上で過去問を解く
- 最後の1週間は過去問をコピーして試験本番のようにマークシート方式で問題を解く
練習をしていました。
TOPIK5級に合格した勉強法

TOPIK初受験に向けて行っていた試験勉強の内容はこちら。
- 過去問を解くことに慣れる
- ボキャブラリーを増やす
- 苦手問題の解き方のコツを学んで復習する
- 듣기・읽기・쓰기の過去問を通しで解く
一つずつ解説していきますね。
過去問を解くことに慣れる
TOPIKⅡの試験時間は듣기が60分、읽기が70分です。
60~70分間集中して韓国語の問題を解くのは思っていたより大変で、初めて過去問を解いてみたときは最後まで集中力を維持できず途中でギブアップしてしまいました。
そのためまずは過去問を解くことに慣れることから始めて、集中力を最後まで維持できるように訓練していました。
ボキャブラリーを増やす
TOPIKⅡはとにかく難しい単語が多いのでボキャブラリーを増やす必要があります。
そのため過去問を解いたらわからなかった単語の意味を確認し、問題文などを音読しながら単語を覚えていました。
そして『韓国語能力試験 TOPIK 5・6級 高級単語800』のテキストを購入して上級単語の勉強も始めました。
『韓国語能力試験 TOPIK 5・6級 高級単語800』は、
- 例文が長文で構成されているので上級単語を学びながら長文を読む練習もできる
- 社会問題がテーマの例文もあるのでTOPIKⅡ쓰기で使える表現も学べる
ため、効率よくTOPIKⅡの勉強ができます。
苦手問題の解き方のコツを学んで復習する
듣기と읽기の過去問を解いて苦手問題を把握し、解き方をYouTubeで勉強して何度も復習していました。
そのYouTubeチャンネルは「TOPIK STUDY」です。
「TOPIK STUDY」では設問に対しての問題文の見方や答えの導き方などをわかりやすく解説してくれるので、解き方のコツがつかめるようになります。
韓国語での説明にはなりますがとても聞き取りやすく、問題文で使われている難しい単語の意味や類義語も教えてくれるので単語の勉強にもなりました。

とくに읽기は読解力も必要になってくるから、問題の解き方に苦戦している人は一度見てみてね
듣기・읽기・쓰기の過去問を通しで解く
듣기・읽기・쓰기の過去問をそれぞれ解いて復習したら、試験本番と同じように通しで問題を解く練習をしていました。
なぜなら、TOPIKⅡの試験は拘束時間が長いからです。
1時間目 | 듣기(60分)쓰기(50分) |
休憩 | 30分 |
2時間目 | 읽기(70分) |
とくに1時間目の듣기と쓰기は休憩をはさまないため、トータルすると110分間試験を受けなければいけません。
集中力を維持しながら問題を解き続けることもTOPIKⅡでは大切な要素の1つなのです。
TOPIKⅡで押さえておきたい対策ポイント

TOPIKⅡで高得点を取るためには、それぞれに特化した対策も必要です。
ここでは私が実際に行った対策のポイントを듣기と읽기にわけて解説していきますね。
【듣기】次の4択問題の解答を先読みする
次の4択問題の解答を先読みした状態で音声を聞くと正解を導き出しやすくなります。
そのため듣기では音声が流れている中で次の4択問題の解答を先読みする練習をしていました。
初めのころは音声が流れていると気が散り4択を読み切ることに苦戦していたのですが、慣れてくると音声を聞きながら問題を解いて余った時間で次の4択を先読みできるようになりました。

この一連の流れをスムーズに行うためには、韓国語を日本語に訳さずに韓国語のまま理解することが重要だよ
【읽기】時間配分を決める
읽기は試験時間が70分と長めですが時間配分を決めてテンポよく問題を解いていかないと、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
そのため私は50問ある問題を
- 最初の30問は30分
- 次の10問は20分
- 最後の10問は20分
以内に解くと決めて練習をしていました。
初めの問題は比較的簡単で文章も短文なのでテンポよく解いていけるのですが、最後の方は長文問題になり難しい単語も増えるので多めに時間を確保していました。
【읽기】正解だと思ったらすぐに次の問題に進む
읽기の試験では4択の解答をすべて読んで消去法などで選んでいると、時間が足りなくなってしまいます。
そのため4択の解答を1番から読み始め「2番が正解だ!」と思ったら3番と4番の解答は読まずに次の問題に進みます。
もし4択すべてを読んでも迷うようなら、しっかり勉強してきた自分自身の直感を信じて答えを1つ選びマークして、すぐに次の問題に進むようにしていました。
まとめ

今回は初受験でTOPIK5級に合格したときの勉強法と対策ポイント、過去問が見れるおすすめサイトなどをご紹介をしました。
現在はTOPIK6級合格に向けて勉強を進めているので、その勉強法も共有していきますね。