TOPIKⅡの試験を受けるなら作文の勉強は必須ですよね。
その作文の中でも53番はしっかり練習をすれば15分以内に書き終えられ満点も目指せる問題です。
そこで今回は私がTOPIKⅡの初受験で53番の作文がしっかり書け5級も取得できたときの勉強法をご紹介します。

作文を書く練習をするときは答案用紙のマス目とサイズが近い8mmの方眼ノートがおすすめだよ。
まずはTOPIKⅡ쓰기(作文)53番の書き方を学ぼう

TOPIKⅡ作文の53番は資料の内容を要約した説明文を200~300文字以内で構成して書きます。
資料の内容をもとに文章を構成するので、資料の内容を書く順番と作文に使える表現を覚えれば点数を伸ばせる問題です。
そのためまずは原稿用紙の使い方を覚えて53番の資料の見方と文章の構成方法を学ぶ必要があります。
原稿用紙の使い方と作文の構成方法はこちらの記事をご覧ください。
TOPIKⅡ쓰기(作文)53番がしっかり書けるようになる勉強法

私自身、TOPIKⅡの初受験に向けて試験勉強を始めたのが1か月前。
ここでは作文がまったく書けなかった状態から1ヶ月間で53番の作文がしっかり書けるようになった勉強法をご紹介します。
STEP1 音読して模範解答を丸暗記する
まずは過去問の中から覚える問題を1つ選び、音読をしながら模範解答を丸暗記していきます。
- 第60回より前の問題は表やグラフが2つ以下のものがある
- 第60回から第91回の問題は表やグラフが3つある
最近の問題の出題傾向を考慮して、まずは第60回以降の表やグラフが3つあるものから慣れていくことがおすすめです。
ちなみに私は初受験のとき第83回の模範解答を丸暗記しました。
そして文章を覚えるときは、
- ただ音読するだけでなく
- 問題の資料と模範解答を照らし合わせて
- どのような表現を使って文章が構成されているのか
をしっかり確認しながら行うことが大切です。

TOPIKの過去問は『トリリンガルのトミ 韓国語講座』のオンライン模試で見れるよ。
STEP2 丸暗記した模範解答をノートに書きだす
模範解答を見なくても表やグラフを見て解答がすらすら言えるようになったら、ノートに解答を書きだしてみます。
そして実際に書いてみて、わからなかったり間違えたりした文字や分かち書きがあれば再度覚えていきます。
STEP3 覚えた模範解答の文章を参考に違う問題を解いてみる
覚えた模範解答の文章がしっかり書けるようになったら、その文章を参考にして違う問題を解いてみます。
このときにどう書けばいいのかわからない表現があれば、解いている問題の模範解答をチェックして使われている表現を覚えます。
この方法でさまざまな問題を解いていくと、
- 定番として使える表現を身につけつつ
- いろんな言い回しも覚えられる
ので徐々に問題がスムーズに解けるようになっていきました。
STEP4 時間配分を決めて問題を解く練習をする
作文を書くことに慣れてきたら試験本番と同じように時間を計って問題を解いてみます。
そのためまずは問題の51番から54番それぞれの時間配分を決めます。
TOPIKⅡ作文の試験時間は50分なので私は53番の時間配分を15分にしました。

15分以内に作文を書く練習をひたすら繰り返すことで、試験本番も15分以内に200~300文字の間で作文が書けたよ。
TOPIKⅡ쓰기(作文)53番を書く練習をして満点を目指そう

今回はTOPIKⅡ作文の53番がしっかり書けるようになる勉強法をご紹介しました。
51番から53番で満点が取れれば作文だけで50点は確保できるので、満点が取れるように勉強を進めていきましょう。
初受験を控えている方や53番がなかなか書けない方は、ぜひ今回ご紹介した勉強法を参考にして作文を書く練習をしてみてくださいね。